格安SIMのSMS料金を比較するとどのくらい違う?

格安SIMのSMS料金を比較するとどのくらい違う?

格安SIMのSMS料金は、1通あたりの送信料だけを比べると大きな差は出にくく、月額料金の差はSMS機能付きSIMの追加料金や、データ容量の違いで決まることが多いです。国内SMSの送信料は、70文字までなら1通3.3円(税込)が一般的で、受信料は無料のサービスが多いものの、契約先の料金表で確認が必要です。

格安SIMのSMS料金は1通いくら?

国内の携帯電話番号へSMSを送る場合、70文字までの送信料は1通3.3円(税込)が一般的です。SMSは文字数が増えると複数通分として計算されるため、長文を送るほど料金が上がります。

日本語などの文字数の目安 送信料の目安(税込)
1~70文字 3.3円
71~134文字 6.6円
135~201文字 9.9円
202~268文字 13.2円
269~335文字 19.8円
336~402文字 26.4円
403~469文字 33円

上表は一般的な国内SMSの料金例です。実際の文字数区分や料金は、格安SIM事業者の料金表を確認してください。海外宛てのSMS、海外での送信、特殊な番号への送信は別料金になる場合があります。

格安SIMのSMS料金を比較すると、差はどのくらい?

SMSを数通送るだけなら、事業者間の差よりも、SMS機能を付けるための月額料金の差のほうが大きくなりやすいです。

比較する料金 料金の決まり方 差が出やすいポイント
SMS送信料 送信文字数と送信先で決まる 1通あたりの単価、文字数区分
SMS受信料 受信時に課金されるかで決まる 無料かどうか、海外利用時の条件
SMS機能付きSIMの月額料金 データ通信料金に追加される場合がある 追加料金、選べるデータ容量
音声通話SIMの月額料金 SMS機能を含む料金として設定されることが多い 音声通話の有無、基本料金

たとえばSMSを毎月10通送る場合、1通3.3円なら送信料は3.3円×10通=33円です。SMS機能を付けるための月額料金に数百円の差があるなら、送信料の差よりも月額料金の差のほうが総額に影響します。

データSIMと音声通話SIMでSMS料金は違う?

データ通信専用SIMでは、SMS機能が付いていないプランと、SMS機能を追加できるプランがあります。SMSを使うには、SMS機能付きのデータSIMを選ぶか、音声通話SIMを契約する必要があります。

音声通話SIMは、SMSを利用できる料金体系になっていることが多い一方、SMSのためだけに音声通話SIMへ変更すると、データSIMより月額料金が高くなる場合があります。

SIMの種類 SMS利用 比較時の確認点
データ通信専用SIM SMSが使えない場合がある SMS機能を追加できるか
SMS機能付きデータSIM SMSを使える 月額追加料金と送信料
音声通話SIM SMSを使える料金体系が多い 音声通話を含む月額料金

SMS認証を受けるためだけに契約する場合は、送信料だけでなく、受信できる電話番号が付くかも確認してください。SMS機能があっても、サービスによっては認証SMSを受け取れない番号や、利用対象外の番号が存在します。

月額料金を含めたSMSの比較方法

格安SIMをSMS料金で比較するときは、次の順番で確認すると、1通あたりの料金だけで判断せずに済みます。

  1. SMSを送る必要があるか確認する。受信だけなら送信料はかからないことが多いため、送信をほとんどしない人は月額料金を優先して比べます。
  2. SMS機能の付いたSIMを選べるか確認する。データ専用SIMにSMS機能を追加できるか、音声通話SIMが必要かを料金表で確認します。
  3. 月額料金の追加分を確認する。SMS機能の利用に月額料金がかかる場合は、基本料金とは分けて計算します。
  4. 送信予定の通数を計算する。「1通あたりの送信料×1か月の送信数」で、SMS送信料を算出します。
  5. 合計額を比較する。「基本料金+SMS機能の月額料金+SMS送信料」で比べます。初月だけの手数料や解約時の費用がある場合は別に確認します。

計算式は、次のようになります。

1か月の料金=SIMの月額基本料金+SMS機能の月額料金+SMS送信料×送信通数

計算例

以下は、料金差を確認するための仮定例です。実際の格安SIMの料金を示すものではありません。

  • プランA:基本料金1,000円、SMS機能の追加料金0円
  • プランB:基本料金900円、SMS機能の追加料金150円
  • SMS送信:月10通、1通3.3円

プランAは、1,000円+0円+33円で1,033円です。プランBは、900円+150円+33円で1,083円となり、SMS送信料が同じなら月額基本料金と追加料金の組み合わせで差が決まります。

SMS料金の比較で見落としやすい条件

SMSの受信料は無料でも、送信料は別にかかる

SMS認証コードを受け取るだけなら料金がかからないサービスが多いですが、SMSを返信・送信すると送信料が発生する場合があります。「SMS無料」という表示を見たときは、受信だけでなく送信も無料なのかを確認してください。

長文は複数通分になる

SMSはメールやメッセージアプリのように、長文を送っても必ず1通分になるとは限りません。文字数によって複数通分の料金が発生するため、案内文や広告文を頻繁に送る場合は、文字数区分を確認します。

電話番号を変更するとSMS認証に影響する

格安SIMへ乗り換えるときに電話番号を変更すると、銀行や通信サービスなどに登録したSMS認証先の変更が必要になる場合があります。料金だけでなく、現在の電話番号を引き継げるかも確認しておくと安心です。

SMSとデータ通信のメッセージは別物

SMSは携帯電話番号を使う短いメッセージサービスです。インターネット回線を使うメッセージアプリや、携帯電話会社の別サービスとは料金体系が異なります。

格安SIMのSMS料金はどこを比べるべきか

SMSの利用が少ない人は、1通あたりの料金よりも、SMS機能を使えるSIMの月額料金と必要なデータ容量を比べるのが基本です。月に数通送る程度なら、SMS送信料の差だけで総額が大きく変わることは通常ありません。

一方、SMSを大量に送る人は、1通あたりの料金、文字数による加算、送信上限や利用制限を確認してください。国内送信か海外送信かによっても条件が変わるため、契約前に料金表の「SMS送信料」と「利用条件」を別々に確認することが重要です。

結論として、格安SIMのSMS料金比較では、まずSMS機能付きSIMの月額料金、国内SMSの送信単価、受信料、文字数による加算を比べます。SMSを月に数通使うだけなら、送信料の差よりも、不要な音声通話機能まで契約しないか、SMS機能の追加料金がいくらかを確認するほうが、料金を抑えやすくなります。