格安SIMのデータ使用量は、契約している通信会社の会員ページや専用アプリで確認するのが最も確実です。スマートフォンの設定画面でも確認できますが、端末側の集計値と通信会社の請求・管理上の使用量には、集計期間や計測方法の違いで差が出ることがあります。
格安SIMのデータ使用量を確認する3つの方法
1. 通信会社の専用アプリ・会員ページで確認する
残りのデータ容量や当月の使用量を正確に確認したい場合は、格安SIMの専用アプリまたは会員ページを使います。
- 契約している格安SIMの専用アプリ、または公式サイトの会員ページを開く。
- 契約者IDやメールアドレスなどでログインする。
- 「データ残量」「高速データ通信残量」「今月の利用量」などの項目を確認する。
表示される項目名は通信会社によって異なります。残りの容量しか表示されない場合は、契約容量から残量を引くことで、おおよその使用量を計算できます。
計算例:月20GBの契約で残りが12.5GBの場合、20GB−12.5GBで、使用量はおよそ7.5GBです。ただし、繰り越し分や追加購入分がある場合は、単純に計算できないことがあります。
2. Androidの設定画面で確認する
Androidスマートフォンでは、設定画面からアプリごとのモバイルデータ使用量を確認できます。端末やAndroidのバージョンによって、項目名や順番は異なります。
- 「設定」を開く。
- 「ネットワークとインターネット」「接続」などの項目を選ぶ。
- 「データ使用量」「モバイルデータ使用量」などを開く。
- 期間と、アプリごとの使用量を確認する。
動画アプリ、SNS、ビデオ通話、クラウドへの写真バックアップなどは、データ使用量が大きくなりやすいアプリです。使用量の多いアプリを特定したいときに、端末の設定画面が役立ちます。
3. iPhoneの設定画面で確認する
iPhoneでは、設定の「モバイル通信」からアプリごとのデータ使用量を確認できます。
- 「設定」を開く。
- 「モバイル通信」をタップする。
- 画面を下へ進み、「現在までの合計」やアプリごとの使用量を確認する。
iPhoneの「現在までの合計」は、統計情報をリセットしてからの累計です。格安SIMの請求月やデータ容量の更新日に合わせたい場合は、更新日に「統計情報をリセット」を実行してください。
ただし、リセット前の使用量は消えるため、必要であればリセットする前に数値を記録しておきましょう。
通信会社の表示とスマホの表示が違う理由
通信会社の使用量とスマートフォンの設定画面の数値が一致しないことはあります。主な理由は、集計期間、通信量の計測方法、データの反映時間が異なるためです。
| 確認場所 | 分かること | 注意点 |
|---|---|---|
| 通信会社のアプリ・会員ページ | 契約上の残量や利用量 | 表示に時間差が出る場合がある |
| Androidの設定 | 端末が集計した期間別・アプリ別の使用量 | 集計期間を契約月に合わせる必要がある |
| iPhoneの「モバイル通信」 | 統計情報をリセットしてからのアプリ別使用量 | 自動的に毎月リセットされるとは限らない |
残りの容量を確認して速度制限を避けたい場合は通信会社の表示を優先し、どのアプリが通信量を使っているか調べたい場合はスマートフォンの設定画面を使うと判断しやすくなります。
データ使用量を確認するときの注意点
集計期間を契約の更新日に合わせる
端末の集計期間がカレンダー月や前回リセット日になっていると、格安SIMの請求期間とずれることがあります。毎月の使用量を比較するなら、データ容量が更新される日に端末側の統計情報をリセットし、次の更新日まで確認します。
デュアルSIMでは回線を間違えない
2回線を使うデュアルSIMのスマートフォンでは、モバイルデータ通信に設定している回線を確認してください。端末の集計画面で回線ごとの表示を切り替えられる場合は、確認したい格安SIMの回線を選びます。
別のSIMをデータ通信に設定していると、格安SIMの使用量を確認しているつもりでも、実際にはもう一方の回線の通信量を見ていることがあります。
Wi-Fi通信は通常、モバイルデータ使用量に含まれない
自宅や店舗などのWi-Fiに接続している間の通信は、通常、格安SIMのモバイルデータ使用量には含まれません。動画などを見た時間が長くても、Wi-Fi接続中であれば格安SIMの容量を消費していない場合があります。
一方、Wi-Fiの接続が切れた後にモバイルデータ通信へ自動的に切り替わる設定があると、気づかないうちに容量を使うことがあります。
反映されるまで時間がかかる場合がある
通信会社のアプリや会員ページの使用量は、通信直後に更新されない場合があります。大きな通信をした直後に数値が変わらなくても、すぐに使用量が記録されていないとは限りません。
残量が急に減った、表示が長時間変わらないなどの問題がある場合は、アプリの再起動や再ログインを試し、それでも解決しなければ契約している通信会社の案内を確認します。
データ使用量が多いアプリを確認する方法
データ容量を節約したい場合は、端末の設定画面でアプリごとの使用量を確認します。使用量が多いアプリが分かれば、動画の画質を下げる、Wi-Fi接続時だけ更新する、バックグラウンド通信を制限するといった対策を取りやすくなります。
- 動画や音楽の画質・音質を下げる
- 動画や音楽をWi-Fi接続時にダウンロードする
- 写真や動画の自動バックアップをWi-Fi接続時だけにする
- アプリの自動更新をWi-Fi接続時だけにする
- 使っていないアプリのモバイルデータ通信をオフにする
- テザリングを使った後に接続を終了する
確認先に迷ったときの選び方
契約上の残り容量を知りたいなら、通信会社のアプリや会員ページを確認します。どのアプリが容量を使ったか知りたいなら、AndroidやiPhoneの設定画面を確認してください。
まず通信会社の表示で残量を確認し、容量の減り方が気になるときに端末側のアプリ別使用量を見る、という順番にすると判断しやすくなります。







