格安SIMの5G対応エリアは、契約する格安SIMが利用している回線によって変わります。ドコモ回線ならドコモ、au回線ならau、ソフトバンク回線ならソフトバンクの5Gエリアが基本になります。ただし、格安SIM側の5G提供条件、端末の対応周波数、利用場所によって使えるかどうかは異なります。
格安SIMの5G対応エリアは「利用回線」で決まる
格安SIMの多くは、自社で全国の通信設備を持たず、大手通信会社の回線を借りてサービスを提供しています。そのため、5Gの対応エリアを確認するときは、まず契約先がどの回線を使っているかを確認します。
| 格安SIMが利用する回線 | 主に確認する5Gエリア |
|---|---|
| ドコモ回線 | ドコモのサービスエリアマップ |
| au回線 | auのサービスエリアマップ |
| ソフトバンク回線 | ソフトバンクのサービスエリアマップ |
| 楽天モバイル回線 | 楽天モバイルのサービスエリアマップ |
たとえば、同じ地域であっても、ドコモ回線では5Gが使えて、au回線では4G通信になることがあります。反対のケースもあるため、「格安SIMならすべて同じ5Gエリア」とは考えないことが大切です。
5Gが使えるのは都市部だけ?
5Gは都市部や駅周辺、商業施設、主要道路などから整備が進んでいますが、対応エリアは通信会社や地域によって異なります。基地局が近くにあっても、建物内、地下、山間部などでは5Gにならず、4G通信になる場合があります。
また、サービスエリアマップで5G対応と表示されていても、地図上のすべての場所で常に5G通信ができるとは限りません。屋内外の違い、周囲の建物、混雑状況、端末の電波受信状態などによって、実際の通信状態は変わります。
格安SIMの5G対応エリアを確認する方法
契約前は、格安SIMの公式サイトと、利用回線の通信会社が公開しているエリアマップを組み合わせて確認します。
- 格安SIMが利用する回線を確認する。料金プランの説明で、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線などの区分を確認します。
- 格安SIMが5G通信を提供しているか確認する。同じ回線を使っていても、プランやサービスによって5Gの利用条件が異なる場合があります。
- 回線元のサービスエリアマップを開く。5G表示に切り替え、自宅、職場、学校、通勤経路などを検索します。
- 端末の対応状況を確認する。端末が5G対応であることに加え、利用する回線の周波数帯に対応しているかを確認します。
- 現在地での通信方式を確認する。契約後は、端末の通信表示や通信設定から5Gを利用できているか確認します。
エリアマップの色や表示内容は通信会社によって異なります。「5G」「5G sub6」「5Gミリ波」など、通信方式ごとに表示が分かれている場合は、利用する場所がどの表示に該当するかを確認してください。
エリア内なのに5Gにつながらない主な理由
サービスエリア内でも5Gにならない場合は、エリア以外の条件が原因になっている可能性があります。
- スマートフォンが5G通信に対応していない
- 利用する回線の5G周波数帯に端末が対応していない
- 端末の設定で5G通信が無効になっている
- 格安SIMのプランやSIMカードが5G利用に対応していない
- 建物内、地下、山間部などで電波が届きにくい
- 一時的な混雑や通信障害が発生している
- 5Gエリアの境界付近で、4Gに切り替わっている
特にSIMフリー端末や海外向け端末を使う場合は、端末の対応バンドを確認してください。5G対応端末であっても、契約する回線の周波数帯に対応していなければ、5Gを利用できないことがあります。
5G対応エリアが広い格安SIMを選ぶには?
「5G対応エリアが広い格安SIM」を一律に決めることはできません。自分が使う場所で、どの回線の5Gエリアが広いかを比較する必要があります。
選ぶときは、次の順番で確認すると判断しやすくなります。
- 自宅や職場など、最も長く使う場所を決める
- 候補となる格安SIMの利用回線を確認する
- 各回線の5Gエリアマップで、利用場所を比較する
- 通勤・通学経路やよく行く場所も確認する
- 端末が選んだ回線の5G周波数帯に対応しているか確認する
自宅では5Gが不要で、料金の安さやデータ容量を重視するなら、5G対応の有無だけで選ぶ必要はありません。一方、5G通信を使いたい場所が決まっているなら、その場所で対応エリアになっている回線を優先するのが基本です。
格安SIMの5G対応エリアを確認するときの注意点
5Gエリアに入っていることと、高速通信が常にできることは同じではありません。通信速度は、電波状況、利用者の混雑、端末性能、時間帯、料金プランの速度制限などにも左右されます。
また、5Gが使えない場所でも、多くの場合は対応する4G回線へ切り替わって通信します。ただし、利用できる通信方式や通信品質は格安SIMのサービス内容によって異なるため、公式の動作確認端末一覧や利用条件も確認してください。
格安SIMの5G対応エリアはどこか
格安SIMの5G対応エリアは、契約先が利用する大手通信会社の5Gエリアを基準に確認します。ただし、格安SIMの5G提供条件、端末の対応バンド、建物や電波状況によって、実際に5Gを使える場所は変わります。
まず候補の格安SIMがどの回線を使っているかを確認し、次にその回線の公式エリアマップで自宅や職場などを検索してください。料金だけでなく、利用場所と端末の対応状況まで確認して選ぶと、契約後に5Gにつながらない問題を避けやすくなります。







