格安SIMの月額料金は、使うデータ容量と通話の有無で変わります。料金シミュレーションの一例では、データ通信だけなら月額1,000〜3,000円程度、通話オプションを付けると数百円から追加して考えます。
ただし、実際の料金は会社やプラン、キャンペーン、端末代の有無によって異なります。まずは「毎月何GB使うか」「電話をどのくらいかけるか」をもとに計算しましょう。
格安SIMの月額料金は何で決まる?
月額料金は、主に次の合計で決まります。
- 基本料金(データ容量に応じた料金)
- 通話料金または通話オプション
- 追加データ料金
- 端末の分割払い
- 必要に応じた補償や留守番電話などのオプション
計算式にすると、次のようになります。
月額料金 = 基本料金 + 通話料・通話オプション + その他のオプション料金 + 端末代
初めて料金シミュレーションをするときは、端末代や一時的なキャンペーン割引を入れるかどうかを分けて計算すると、通常時の負担を把握しやすくなります。
初心者向けの料金シミュレーション
以下は、料金の考え方を理解するための計算例です。実際の特定会社の料金を示したものではありません。
| 使い方の例 | 基本料金の仮定 | 通話・オプションの仮定 | 月額料金の計算例 |
|---|---|---|---|
| Wi-Fi中心で月3GB程度 | 1,000円 | 0円 | 1,000円 |
| 外出先でも使う月10GB程度 | 2,000円 | 0円 | 2,000円 |
| 動画やテザリングを使う月30GB程度 | 3,000円 | 0円 | 3,000円 |
| 月3GB程度+通話オプション | 1,000円 | 500円 | 1,500円 |
たとえば、基本料金が2,000円で、通話オプションが500円、端末代が1,500円なら、計算は「2,000円+500円+1,500円」となり、月額は4,000円です。
データ容量別に見る月額料金の目安
必要なデータ容量が少ないほど、基本料金を抑えやすくなります。自宅や職場のWi-Fiをよく使う人は、毎月のデータ使用量を確認してから小容量プランを選ぶと、余分な料金を避けられます。
| 月間データ使用量 | 向いている使い方 | 料金シミュレーションの考え方 |
|---|---|---|
| 1〜3GB | メール、検索、SNSが中心 | 小容量プランの基本料金で計算する |
| 5〜10GB | 外出先でSNSや音楽を使う | 中容量プランの基本料金で計算する |
| 20〜30GB | 動画、ゲーム、テザリングを使う | 大容量プランの基本料金で計算する |
| 30GB超 | Wi-Fiがない場所で動画などを長時間使う | 大容量プランや追加データ料金も確認する |
使用量がプランの上限を超えると、通信速度が制限されたり、追加データの購入が必要になったりする場合があります。少なすぎる容量を選ぶと、基本料金が安くても追加料金で高くなることがあります。
通話をする人は通話料金を加えて計算する
格安SIMでは、データ通信の基本料金とは別に通話料金がかかることがあります。電話をほとんど使わない人は従量制のまま、短い電話を頻繁にかける人は通話オプションを加えて比較します。
- 電話をほとんど使わない:基本料金+実際に使った通話料金
- 短い電話を何度もかける:一定時間内の通話が対象になるオプションを検討
- 長電話が多い:長時間通話向け、またはかけ放題の条件を確認
「かけ放題」と書かれていても、対象外の電話番号や、1回あたりの通話時間に条件が付く場合があります。通話オプションを選ぶときは、料金だけでなく対象となる通話の範囲も確認してください。
端末を買い替える場合は端末代も加える
SIMだけを契約して今のスマートフォンを使うなら、料金シミュレーションに新しい端末代は入りません。一方、スマートフォンを同時に購入する場合は、端末の分割料金を月額に加えます。
たとえば、基本料金が1,000円、通話オプションが500円、端末の分割料金が2,000円なら、月額は次のように計算します。
1,000円+500円+2,000円=3,500円
ただし、端末代の割引が一定期間だけ適用される場合、割引終了後に月額が変わることがあります。申込前には、割引期間、割引終了後の端末代、分割回数を確認しましょう。
料金シミュレーションで確認する順番
- 直近のデータ使用量を確認する。スマートフォンの設定画面や契約中の通信会社の利用明細で、毎月の使用量を確認します。
- 必要なデータ容量を決める。毎月の使用量ぎりぎりではなく、月による増減も考えて容量を選びます。
- 通話の使い方を整理する。電話の回数や1回あたりの時間を確認し、通話オプションが必要か計算します。
- 端末代とオプションを加える。端末を購入する場合は分割料金、補償などを付ける場合はその料金を加えます。
- 割引終了後の料金も計算する。初月無料や期間限定割引だけで判断せず、通常時の月額を確認します。
計算後に、契約予定のデータ容量と実際の使用量が合っているかを確認します。毎月の使用量が容量を大きく下回るなら、より小容量のプランに変更できる可能性があります。
月額料金以外にかかる費用
月額料金とは別に、契約時の手数料、SIMの発行費用、端末の購入費用などがかかる場合があります。これらは毎月の料金ではないため、月額料金と初期費用を分けて確認してください。
また、現在使っている電話番号を引き継ぐ場合は、番号移行の方法や手続き条件が関係することがあります。申込前に、契約する会社の公式な料金表と利用条件を確認するのが確実です。
自分の月額料金を計算する方法
次の項目に数字を入れると、自分用の料金シミュレーションができます。
- 基本料金:__円
- 通話料金または通話オプション:__円
- 端末の分割料金:__円
- 補償・留守番電話などのオプション:__円
- 割引:−__円
毎月の支払額 = 基本料金+通話料金・通話オプション+端末代+その他のオプション−割引です。
格安SIM初心者の場合、まずは「データ容量」「通話」「端末代」の3項目を確認すれば、月額料金の大まかな金額を計算できます。計算例では、データ通信のみなら月1,000〜3,000円程度を想定できますが、実際の金額は契約するプランの料金と条件で決まります。







