格安SIMのeSIMに対応している端末は、iPhoneならiPhone XS・XR以降、AndroidならGoogle Pixel 4以降などが代表的です。ただし、端末がeSIMに対応していても、利用する格安SIMがその端末を動作確認済みとは限りません。購入・契約前は「端末のeSIM対応」と「利用予定の格安SIMでの動作確認」の両方を確認してください。
格安SIMのeSIMに対応している主な端末
| 端末シリーズ | eSIM対応の目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| iPhone | iPhone XS・iPhone XS Max・iPhone XR以降 | 日本向けモデルでも、購入元や世代によって対応する通信方式が異なる場合があります |
| iPhone SE | 第2世代以降 | SIMロックや利用する回線との相性を確認します |
| Google Pixel | Pixel 4以降が目安 | 機種や販売地域、格安SIMの対応状況を確認します |
| Galaxy | 一部のGalaxy Sシリーズ、Galaxy Zシリーズなど | 同じシリーズでも型番によってeSIM対応が異なります |
| AQUOS | 一部のAQUOS senseシリーズ、AQUOS wishシリーズなど | 「eSIM対応」と「利用する回線への対応」の両方を確認します |
| Xperia | 一部のXperiaシリーズ | 販売元や型番によって対応状況が異なります |
Androidスマートフォンは、同じシリーズ名でも販売時期や携帯電話会社によって仕様が違うことがあります。そのため、Androidはシリーズ名だけで判断せず、端末の正確な型番で確認する必要があります。
iPhoneはどのモデルがeSIMに対応している?
iPhoneでは、iPhone XS・iPhone XS Max・iPhone XR以降がeSIM対応の目安です。iPhone SEは第2世代以降が対象です。
- iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR
- iPhone 11シリーズ以降
- iPhone SE(第2世代以降)
- iPhone 12、13、14、15、16シリーズなど
ただし、端末がeSIMに対応していても、利用する格安SIM側がiPhoneのすべてのモデルを動作確認しているとは限りません。特に海外版や、携帯電話会社から購入した端末は、対応周波数、SIMロック、ネットワーク利用制限なども確認してください。
Androidは型番ごとの確認が必要
Androidは、「eSIM対応機種」と書かれていても、販売元や型番が違うと利用できないことがあります。たとえば、同じGalaxy、AQUOS、Xperiaでも、国内版と海外版、SIMフリー版と携帯電話会社版で仕様が異なる場合があります。
確認するときは、商品名ではなく、端末の設定画面や箱に記載された型番を使います。中古端末を購入する場合も、出品ページの「eSIM対応」という記載だけで決めず、メーカーの仕様と格安SIMの動作確認端末一覧を照合してください。
端末がeSIM対応か確認する方法
手元の端末で確認する場合は、次の方法を使えます。表示名は端末によって異なります。
- 端末の「設定」を開きます。
- 「モバイル通信」「ネットワークとインターネット」「接続」などの項目を開きます。
- 「モバイル通信プランを追加」「eSIMを追加」「SIMをダウンロード」などの項目があるか確認します。
- 端末の型番を確認し、利用予定の格安SIMが公開している動作確認端末一覧で検索します。
iPhoneでは、「設定」から「モバイル通信」を開き、「eSIMを追加」などの項目を確認します。Androidでは端末ごとに画面が異なるため、設定画面の検索欄で「eSIM」または「SIM」を検索すると見つけやすくなります。
eSIMの追加項目が見当たらない場合でも、ソフトウェアのバージョンや端末の仕様によって表示が異なることがあります。最終的には、端末の型番に対応するメーカー仕様を確認してください。
eSIM対応端末でも格安SIMを使えないことがある理由
eSIM対応は、端末に電子的なSIMを登録できるという意味です。それだけで、すべての格安SIMを利用できるわけではありません。
格安SIM側の対応機種に含まれていない
格安SIM会社は、端末ごとに通信や通話が正常にできるかを確認し、動作確認端末として公開していることがあります。端末がeSIM対応でも、その一覧にない場合は、通信できるか確認できていない状態です。
回線や対応周波数が合わない
格安SIMがドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線などのどれを使っているかによって、必要な対応周波数や設定が異なります。特に海外版や一部のSIMフリー端末では、国内の回線に必要な周波数に対応していないことがあります。
音声通話の方式に対応していない
データ通信ができても、音声通話やSMSが使えない場合があります。音声通話付きプランを契約する場合は、VoLTE対応や、利用する格安SIMが指定する通話条件も確認してください。
SIMロックが残っている
古い携帯電話会社の端末では、SIMロックが残っている可能性があります。eSIMを登録する前に、端末のSIMロック状態を確認し、必要なら購入元の案内に従って解除します。
格安SIMのeSIM対応端末を選ぶときの確認項目
契約前に、次の項目を順番に確認すると、端末と格安SIMの組み合わせを判断しやすくなります。
- 端末の正確な機種名と型番
- 端末自体がeSIMに対応しているか
- 利用予定の格安SIMが、その端末を動作確認済みとしているか
- ドコモ、au、ソフトバンクなど利用回線との相性
- 音声通話、SMS、テザリングが利用できるか
- SIMロックが解除されているか
- 端末がネットワーク利用制限の対象になっていないか
- eSIMの再発行や機種変更にかかる手数料・手続き
特に中古端末では、端末の状態や販売元によって条件が変わります。購入前に、端末の型番と、利用予定の格安SIMの動作確認端末一覧を照らし合わせてください。
eSIM対応端末を選ぶならiPhoneとAndroidのどちらがよい?
対応機種を分かりやすく選びたい場合は、iPhone XS・XR以降の対応モデルが候補になります。一方、Androidは価格や性能の選択肢が多い反面、型番ごとの確認が必要です。
| 選び方 | 向いている端末 | 確認しやすさ |
|---|---|---|
| 対応機種を比較的簡単に選びたい | iPhone XS・XR以降 | 世代を確認しやすい |
| 価格や性能を細かく選びたい | eSIM対応のAndroid | 型番と販売元の確認が必要 |
| 中古端末を使いたい | 動作確認済みのiPhone・Android | SIMロックやネットワーク利用制限も確認が必要 |
どちらを選ぶ場合も、eSIMに対応していることだけで決めるのではなく、契約予定の格安SIMで通話・通信が確認されている端末を選ぶのが基本です。
格安SIMのeSIM対応端末についての結論
格安SIMで使えるeSIM対応端末は、iPhoneならiPhone XS・XR以降、AndroidならGoogle Pixel 4以降などが代表的です。ただし、Androidは型番や販売元による違いが大きく、端末がeSIM対応でも格安SIMで使えるとは限りません。
最初に確認するのは、「端末のeSIM対応」「格安SIMの動作確認」「利用回線への対応」の3点です。この3つがそろっている端末を選べば、契約後に通信や通話ができないリスクを抑えられます。







